かねてより日本レコード大賞については、“出来レース”との疑惑の目が向けられてきた。
今回の報道についても音楽・芸能関係者は口を揃えて「これ自体に目新しい話はない」と話す。
しかし、衝撃的だったのは、レコ大に大きな影響力があるといわれるバーニングがLDHに提出した請求書の存在が明らかになったこと。
これについては業界関係者らも「いったい、どこから手に入れたのか」とみな首をかしげる。芸能記者が語る。

「7月発売の文春記事でLDH元社員が告発したパワハラ疑惑を報じているのですが、どうやらそのルートで請求書が漏れたようです。
同記事は、LDH幹部である通称“M兄弟”によるパワハラの実態を伝えていますが、それだけLDHは下っ端社員にとってはキツい環境。
実際に夢を抱いて憧れのLDHに入社できても、入ってみれば、幹部は元社長のHIROの友人などで固められている。
いつまでも昇進の見込みがないどころか、ひどいイジメしかない。
それによっていきつくところ退社しかなく、辞めた社員にはLDHに対する恨みしか残りません」

そのLDHの頂点にいるHIROだが、彼の“成り上がり人生”をみると、LDHの体質がみえてくる。

「EXILEを日本のトップアーティストに引っ張り上げ、硬派なイメージが強いですが、高校時代から『俺はビッグになる』というのが口癖でした。
当時から地元・横浜の仲間とつるむのが好きで、現在もLDHの幹部には高校時代の同級生がいたり、
高校の先輩である松浦勝人エイベックス社長にもビジネスパートナーとして協力を仰ぐなど、周囲を身内で固めています。
彼はTRIBE（一族）と呼ぶ人間しか信用しないところがあり、LDHが排他的になっている要因でもあります」（芸能事務所関係者）

ここまで急成長を遂げてきたLDHだが、今回のレコ大買収報道で一転ピンチに立たされ、文春が取材をかけた2日後に社長退任を発表したHIRO。
「2020年の東京五輪をEXILEグループで盛り上げるのが究極の目標」と言うが、果たして夢は実現するのだろうか。

http://dailynewsonline.jp/article/1220676/
2016.11.01 07:02 ビジネスジャーナル

入社なんかすんな　どんどんブラックさを公開していけ

2000年　　大賞：○サザンオールスターズ（TSUNAMI）《アミューズ》
2001年　　大賞：▲浜崎あゆみ（Dearest）《avex》
2002年　　大賞：▲浜崎あゆみ（Voyage）《avex》
2003年　　大賞：▲浜崎あゆみ（No way to say）《avex》
2004年　　大賞：○Mr.Children（Sign）《トイズファクトリー》
2005年　　大賞：▲倖田來未（Butterfly）《avex》
2006年　　大賞：○氷川きよし（一剣）《長良プロ》
2007年　　大賞：○コブクロ（蕾）《研音》
2008年　　大賞：▲EXILE（Ti Amo）《LDH by avex》
2009年　　大賞：▲EXILE（Someday）《LDH by avex》
2010年　　大賞：▲EXILE（I Wish For You）《LDH by avex》
2011年　　大賞：▲AKB48（フライングゲット）《AKS》
2012年　　大賞：▲AKB48（真夏のSounds good）《AKS》
2013年　　大賞：▲EXILE（EXILEPRIDE）《LDH by avex》
2014年　　大賞：▲三代目J.S.B.（R.Y.U.S.E.I.）《LDH by avex》
2015年　　大賞：▲三代目J.S.B.（Unfair World）《LDH by avex》
2016年　　大賞：▲AAA（内定）《avex》
単純計算、73.3% が買収疑惑（2000~2015）
○…買収の可能性(低)　　▲…買収の可能性(高)　　《》内は所属事務所

2000年　　最優秀新人賞：○氷川きよし《長良プロ》
2001年　　最優秀新人賞：▲w-inds.《長良プロ》
2002年　　最優秀新人賞：○中島美嘉《ケイダッシュ/ソニー》
2003年　　最優秀新人賞：○一青窈《コロムビア(当時)》
2004年　　最優秀新人賞：▲大塚愛《avex》
2005年　　最優秀新人賞：▲AAA《avex》
2006年　　最優秀新人賞：○絢香《研音(当時)》
2007年　　最優秀新人賞：▲℃-ute《ハロプロ》
2008年　　最優秀新人賞：○ジェロ《ビクター》
2009年　　最優秀新人賞：▲BIGBANG《YGエンターテインメント》
2010年　　最優秀新人賞：▲スマイレージ《ハロプロ》
2011年　　最優秀新人賞：▲Fairies (フェアリーズ)《ライジング》
2012年　　最優秀新人賞：○家入レオ《研音》
2013年　　最優秀新人賞：▲新里宏太《ライジング》
2014年　　最優秀新人賞：▲西内まりや《ライジング》
2015年　　最優秀新人賞：▲こぶしファクトリー《ハロプロ》
※お分かりのとおり、基本的にエイベックス大賞である
・「エイベックス(avex)」はバーニングの系列会社
・ハロプロは「アップフロント」（バーニングと所縁のある会社）の系列
・「ライジング」はバーニング系列として有名
・ライジングの歌手専用レーベル「SONIC GROOVE」はavexのレコードレーベル
・大手ジャニーズ事務所（反バーニング派）は、レコード大賞辞退が恒例

この差

若者を中心に大人気のグループ「三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE」が、2015年末の「日本レコード大賞」を獲得した。

だが、その受賞は「1億円をかけた買収だった」ことが、週刊文春の取材により報じられ、ネット上で大きな話題となっている。

詳細は27日に発売される号に掲載されるそうだが、この問題を受けてベテラン歌手の宍戸留美も音楽業界における賞レースの実情をTwitterで暴露していた。

■宍戸留美もレコ大の実情を暴露

宍戸留美 @RumiShishido
『最優秀新人賞、お金出せないからとれないからね♪』って16歳の時、大人にいわれました。
期待しなくてよかったので、言ってもらってよかったです。笑。 https://twitter.com/tsuda/status/791176062638129152 …
2016年10月26日 18:10
https://twitter.com/RumiShishido/status/791205422464012288

宍戸いわく今回三代目JSBが受賞したレコード大賞ではないものの、同時に発表される最優秀新人賞も「金を出さないと取れない」と言われたという。

しかし、三代目のファンたちは「何があっても応援する」といった人も多く、彼らの人気が金で作られたものではない「本物」だということは間違いなさそうだ。

ここまで人気なら金を出さなくてもそのうち大賞は獲れたのでは…？　と思ってしまうが、それでもワイロを出さないと獲得できないとなると、
レコード大賞側にも何らかの問題があるのかもしれない。

http://sirabee.com/2016/10/26/20161022291/